社会福祉法人日進市社会福祉協議会 公式WEBサイト

ボランティアグループインタビュー   ~ふぁみりぃ・ぐっど@にっしん~

日進市社会福祉協議会ボランティアセンターです。
ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアをしてほしい方をつなげるほか、ボランティア活動に関する情報の提供、新たな担い手の創出につながるような各種講座やイベントの開催を行っています。
しかし、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、ボランティア活動もこれまで通りにはできない状況にあります。
そこで、本会にご登録いただいているボランティアグループの、現在の状況をインタビューさせていただき、それぞれのグループで行っている工夫やアイデア等を紹介するとともに、ボランティア活動を始めたい方への情報提供をしたいと考えました。
順不同・不定期に本会登録ボランティアグループの紹介をしていきます。

 

ふぁみりぃ・ぐっど@にっしん

※令和3年11月19日現在の状況です。

Q1 グループの活動内容を教えてください
月1回、保育士や幼稚園の先生、小学校の支援員など、子どもにかかわるどなたでも参加できる「保育士会」を開催しています。
–保育士会では何をするのですか?
普段それぞれが抱えている悩みや想いを、安心安全に話せる場です。インスタグラム(family.good_nissin)で開催のお知らせをしています。
「ふぁみりぃ・ぐっど@にっしん」の活動目的は『答えは自分の中にある』。自分を信じる力を育み、自分を認めて、相手を認めて、地域に笑顔の和を広げることです。一人ひとりに寄り添って、それぞれの気持ちを大切にしていくことが一番大切だと思っています。
例えば先生が「座ってください」と言った時に座れない子がいたとします。それを「座りなさい」と無理やりみんなに合わせることが本当にいいのでしょうか?私たちは、どうして座れないのかとその子の気持ちを考え、その子自身を認めてあげることが必要だと考えます。それから、どうしたら座れるのかを一緒に考えます。一人ひとりに寄り添った言葉かけをすることで、その子の自己肯定感を高める保育をしていきたいと考えています。自分を信じ、大丈夫と思えるように。
–発足のきっかけは?
東京で、保育士・親子の支援をしている「ふぁみりぃ・ぐっど」という団体があるのですが、代表の方と知り合い、障害児・障害傾向児とその保護者のための「支援相談員養成講座」を受講したことがきっかけです。学んでいくうち、同じように日進市でも困っている子どもや保護者、先生がいるのではないかと思うようになり、子育てや保育に関わる皆さんの力になりたいと立ち上げました。そして、きっかけをくれた「ふぁみりぃ・ぐっど」さんと同じ想いを日進で実現するため「ふぁみりぃ・ぐっど@にっしん」と名付けました。
–どんなメンバーで活動しているのですか?
支援相談員養成講座を受講したメンバーで、保育士や小学校の支援員(ひとりでは難しいが、誰かの助けさえあればクラスメイトと一緒に生活できる子たちの支援をする方)がいます。
–メンバーを増やすためにしていること、工夫等があったら教えてください。
まずは保育士会に来ていただくことを目指しています。安心安全な場で想いを語ることで、気分が落ち着いたり元気になったりし、明日も頑張ろうと前向きになってくれたら、それが一番嬉しいです。

Q2 現在の活動状況、コロナ禍における活動での工夫やアイデアについてご紹介ください
緊急事態宣言中は保育士会を中止していました。支援相談員養成講座はzoomなので継続して受けていました。この養成講座は、新規はもちろんのこと、過去に受講した人でも、何度でも受けられるので、講座の内容は同じでも、その時の自分にとって必要な新しい学びを得ることができます。
東京の「ふぁみりぃ・ぐっど」さんも、こうして日進市で団体を作って活動していることを喜んでくださっていて、年に何度かは対面で交流できるようにしていけたらいいね、と話しています。
また、今後は親子で参加できる「あそびの会」をやりたいと思っています。

Q3 今後ボランティアを始めたい方へ、メッセージをお願いします
一度、保育士会に参加してみませんか。
目の前の親子や先生たちのために何ができるか考える時にもお役に立てれば嬉しいです。
講座も紹介できます。私たちの活動目的に共感してくださる方がいたら嬉しいな、と思います。

 

ふぁみりぃ・ぐっど@にっしん さま、ありがとうございました!

 

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