社会福祉法人日進市社会福祉協議会 公式WEBサイト

ボランティアグループインタビュー   ~お話みどりの風~

日進市社会福祉協議会ボランティアセンターです。
ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアをしてほしい方をつなげるほか、ボランティア活動に関する情報の提供、新たな担い手の創出につながるような各種講座やイベントの開催を行っています。
しかし、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、ボランティア活動もこれまで通りにはできない状況にあります。
そこで、本会にご登録いただいているボランティアグループの、現在の状況をインタビューさせていただき、それぞれのグループで行っている工夫やアイデア等を紹介するとともに、ボランティア活動を始めたい方への情報提供をしたいと考えました。
順不同・不定期に本会登録ボランティアグループの紹介をしていきます。

 

お話みどりの風

※令和3年11月9日現在の状況です。

Q1 グループの活動内容を教えてください
主に高齢者のデイサービスや放課後子ども教室で、皆さんに本を通して心豊かになってもらえるようお手伝いをしています。朗読のほか、昔ばなしや絵本、紙芝居の読み聞かせ、なぞなぞ、クイズなど、聞き手の反応に合せていろいろと取り入れています。日進市の「平和のつどい」の作品朗読も毎年行っています。
–どんなメンバーで活動しているのですか?
メンバーは9名で、女性7名、男性が2名で活動しています。男性陣は、朗読だけでなく手品や楽器も得意で、お話を聞くだけでなく一緒に歌ったりして、変化をつけてくれています。
–「お話みどりの風」の名前にはどんな意味が込められているのですか?
設立時期が春だったこともあり、固くなりすぎず凝りすぎていない名前で、さわやかな雰囲気を届けたいと思い、「みどりの風」に決めました。その中でも、「みどりの風」「緑の風」と迷いましたが、やはり「みどり」がひらがなだとやわらかくていいなと思い、この名前にしました。ところが、社協へ登録に行ってみると、すでに「みどりの風」というグループがあったんです!そこで、急遽その場で「お話」を付けて「お話みどりの風」というグループ名になりました。でも、以前、老人会に呼んでもらった時、その会は毎回、皆で歌をうたってから会を始めるのですが、私たちがおじゃました時は「みどりのそよ風~♪」とうたってくださいました。後日お会いした時などに「みどりのそよ風さん!」と声をかけてくださって、本当は「そよ風」ではないのだけれど、なんだか嬉しく、そんなこともあってこの名前を気に入っています。
–朗読の活動で心がけていることはありますか?
「子どもだからこう」とか「お年寄りだからこれがいい」というのは無いと思っています。常に心がけていることは、活動のメインは読み聞かせで本に親しみをもってほしいと思っていますが、なにより「やりとりを楽しみたい」という気持ちを大切にすることです。みどりの風のように、ふわふわやわらかく、柔軟に対応し、その場の雰囲気や顔色を見て、準備していたものとは別のことをすることもあります。
–メンバーを増やすためにしていること、工夫等があったら教えてください。
今、メンバーにあまり入れ替わりはありません。安定してはいるのですが、新しい方が入ってこないとだんだん減っていってしまうと危惧しています。募集はしているのですが、なかなか難しく、他のイベント等で会った方に声をかけたりしています。朗読に来てほしい、という要望はあっても、一緒にやりたい、は少ないです。自分に合う活動を探せば良いので、まずは一度やってみてほしいなあと思っています。

Q2 現在の活動状況、コロナ禍における活動での工夫やアイデアについてご紹介ください
緊急事態宣言中はどの施設も中へ入ることができないし、その後もしばらくは不安があったりして活動できないこともありました。そんなこともあり、活動は半分になりました。
今後は、以前に中学の放送部の生徒に指導をしたことがあるのですが、学生さんとの交流などできたらいいですね。今はボランティアが出来なくても、体験したことがある、というだけで将来、何かしたいと思ったときの取っ掛かりになりやすいのではないかと思っています。

Q3 今後ボランティアを始めたい方へ、メッセージをお願いします
とにかく無理をしないことが、活動を続ける秘訣です。お話みどりの風も、年間で予定は立てますが、担当を自由に代わることができるので、長く続いているのだと思っています。

 

 

お話みどりの風 さま、ありがとうございました!

 

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