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ボランティアグループインタビュー   ~託児グループかばくん~

日進市社会福祉協議会ボランティアセンターです。
ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアをしてほしい方をつなげるほか、ボランティア活動に関する情報の提供、新たな担い手の創出につながるような各種講座やイベントの開催を行っています。
しかし、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、ボランティア活動もこれまで通りにはできない状況にあります。
そこで、本会にご登録いただいているボランティアグループの、現在の状況をインタビューさせていただき、それぞれのグループで行っている工夫やアイデア等を紹介するとともに、ボランティア活動を始めたい方への情報提供をしたいと考えました。
順不同・不定期に本会登録ボランティアグループの紹介をしていきます。

 

託児グループかばくん

※令和3年11月8日現在の状況です。

Q1 グループの活動内容を教えてください
月に5~6回、市の学習講座やリフレッシュ講座などを中心に、子どもを預かる活動(託児)をしています。
–どんなメンバーで活動しているのですか?
1995年に日進市社会教育講座「あなたと育つ託児ボランティア講座」で学習したメンバーが集まって作られた、子どもが大好きな女性の自主グループです。自分の子どもを連れてきて託児ボランティアに参加している方もいます。
–自分の子どもを連れてきても良いのですね。
子どもはもちろんのこと、ママの社会復帰、リフレッシュのサポートにも一役買っています。子どもが小さいうちは託児を利用していた人がメンバーに加わってくださることも多くあります。
–「託児グループかばくん」の名前にはどんな意味が込められているのですか?
かばのまぁるいフォルムから、そして福音館書店の絵本「かばくん」に登場するかばの心安らぐおおらかな姿から、託児者がふんわりと親子を受け入れた中で、それぞれがのんびりゆったりした時間を過ごしてほしいという想いから「託児グループかばくん」と名付けました。
–託児では、どんなことをするのですか?
決まったことをやらないといけないわけではないので、お子さんの好みに合せて本を読んだり、おもちゃで遊んだりしていますが、お子さんの月齢に応じて毎回、工作の時間を入れるようにしています。月に1回程度の定例会で、次の託児の時に使う工作の準備をするのですが、みんなでわいわいしながら準備をするのも楽しいです。
–やりがいを感じるのはどんな時ですか?
市の講座は連続講座が多いので、何度も同じ子どもを預かることがあります。最初は泣いてしまってママから離れられなかった子が、1年も経つと、自分で靴を脱いで上がったり、遊んだり、毎回、うたを歌ってからおやつを食べるのですが、それにも参加できるようになったりと、成長をはっきりと見ることができて嬉しいです。

Q2 現在の活動状況、コロナ禍における活動での工夫やアイデアについてご紹介ください
コロナ禍では、託児の人数を減らしたり、広い部屋を使うようにしたり、おやつを無くしたりしました。おもちゃも終わったら必ず除菌して、洗えないおもちゃは撤去しました。プレイマットもふき取りができる素材に変え、託児者の体調管理を徹底すると共に、待機メンバーを必ず1人以上置くなど、お子さんの安全確保に努めてきました。
活動を続けて来られたのは、こうした対応を決めることも含めて、やはり日頃からLINEで相談をし合ってきたからだと思います。困ったらLINEでつぶやけば、必ずメンバーの誰かが助けてくれるという安心感は大きいです。

Q3 今後ボランティアを始めたい方へ、メッセージをお願いします
はじめは難しいかもしれませんが、気になる活動があったら、とりあえず電話してみると良いと思います。ボランティアはみんな、メンバーが増えることを歓迎しています。迷惑なんてことはないので、気負わず入ってみる、聞いてみることがボランティアへの最初の一歩です。
子どもが好きな方、子育てを終えた方、何かちょっとやってみたいと思っている方、人の役に立てることをお探しの方、未経験の方、皆さん大歓迎です!

 

託児グループかばくん さま、ありがとうございました!

 

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