社会福祉法人日進市社会福祉協議会 公式WEBサイト

ボランティアグループインタビュー   ~ひまわり~

日進市社会福祉協議会ボランティアセンターです。
ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアをしてほしい方をつなげるほか、ボランティア活動に関する情報の提供、新たな担い手の創出につながるような各種講座やイベントの開催を行っています。
しかし、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、ボランティア活動もこれまで通りにはできない状況にあります。
そこで、本会にご登録いただいているボランティアグループの、現在の状況をインタビューさせていただき、それぞれのグループで行っている工夫やアイデア等を紹介するとともに、ボランティア活動を始めたい方への情報提供をしたいと考えました。
順不同・不定期に本会登録ボランティアグループの紹介をしていきます。

 

ひまわり

※令和3年11月8日現在の状況です。

写真:福祉実践教室

Q1 グループの活動内容を教えてください
主に、視覚障害者の日常生活における外出時のガイドヘルプと、市内の学校で実施される福祉実践教室でのガイドヘルプの講師をしています。
–どんなメンバーで活動しているのですか?
病院で視覚障害の方を見かけて、手続きをお手伝いし始めたことから活動が始まりました。12年前、社協主催のヘルパーガイド講習会の修了者をスカウトしてきたりしたメンバーもいます。
–外出時のガイドヘルプというと、拘束時間も長くて大変そうなイメージがあります。
現在ガイドしているのは、主に「グループあいあい」所属の方です。以前は1日がかりで、名古屋駅での買い物や散策、グループでのバーベキューやみかん狩りツアーのガイドをしたりしていましたが、最近は利用する方の人数が減少、利用してくださっている方の高齢化もあって、ガイドヘルプを依頼されることがとても少なくなってきました。ガイドをする大変さよりも、本当に支援を必要としている方がもっといるのではないかと心配しています。介護保険が充実してきて、ヘルパーに依頼できるようになったことも、利用者が減った理由のひとつだと思っていますが、公的サービスと家族の支援で足りているのであれば問題はないですが、サービスの繋ぎ目にボランティアを頼めるよ、ということを選択肢のひとつとして知っていただけたら嬉しいです。
–メンバーを増やすためにしていること、工夫等があったら教えてください。
数年前まで、ガイドヘルプの講習会を半日コースで開催し、市の広報で参加者を募集していました。近年は、ガイドをする方より、利用する方とどうやってつながるか、悩み中です。

Q2 現在の活動状況、コロナ禍における活動での工夫やアイデアについてご紹介ください
福祉実践教室では、普段は目の見えない人の体験としてアイマスクをつけてもらっていましたが、感染予防のために自分のバンダナや、赤白帽子を深く被ってもらう等の方法に変更しています。自分で考えて工夫する姿勢が学校にもあるので、ありがたいです。ささやかなことでもいいから、どうしたら「できない」を「できる」に変えられるのかを考えて、活動を続けることが大切だと改めて思いました。

Q3 今後ボランティアを始めたい方へ、メッセージをお願いします
まずは足を運んで、体験していただくことです。日進市内だけでも、いろいろなグループがあって、活動内容もたくさんあります。いろいろなグループの体験をしてみたら良いと思います。
「ひまわり」は、「何かしたいけど、何をしたらいいかな?」という方、大歓迎です。
市内の方にこだわる必要もありません。実際、日進市外に住むメンバーもいます。それぞれの市町の利用者とのパイプ役になれたらいいなと思っています。全盲の方に限らず、外出しづらい方の助けに少しでもなれたら良いと思って活動しています。

 

写真:福祉実践教室

ひまわりさま、ありがとうございました!

 

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