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ボランティアグループインタビュー   ~演劇グループ遊~

日進市社会福祉協議会ボランティアセンターです。
ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアをしてほしい方をつなげるほか、ボランティア活動に関する情報の提供、新たな担い手の創出につながるような各種講座やイベントの開催を行っています。
しかし、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、ボランティア活動もこれまで通りにはできない状況にあります。
そこで、本会にご登録いただいているボランティアグループの、現在の状況をインタビューさせていただき、それぞれのグループで行っている工夫やアイデア等を紹介するとともに、ボランティア活動を始めたい方への情報提供をしたいと考えました。
順不同・不定期に本会登録ボランティアグループの紹介をしていきます。

 

演劇グループ遊

※令和3年10月1日現在の状況です。


写真提供:演劇グループ遊

Q1 グループの活動内容を教えてください
高齢者施設や病院などに出向いて演劇を観てもらっています。脚本は、1年に1本童話や神話を現代風にアレンジしたものを自ら書いています。
はじめは有料の公演をしていましたが、その傍らで子ども会等にボランティアで出向いていくようになりました。
テレビとは違い、同じ空間ですぐそばの人が動くのが醍醐味です。極めると奥が深いのが演劇だと思います。
–どんなメンバーで活動しているのですか?
昔、演劇講座がありそこに参加された方が立ち上げてメンバーを募ったのがきっかけで始まりました。
長年一緒にやってきたメンバーなので、50代、60代の女性でほそぼそ活動しています。
みんな演劇が好き、という気持ちで20年以上活動を続けてきました。
–脚本を自ら書かれているとのことですが、準備等にはどのくらい時間がかかるのですか?
練習期間も含めると披露するまでに4~5ヶ月かかります。
みなさんに披露するまでには、仲間のスケジュール調整や、セリフがなかなか覚えられず大変なこともありますが、最後に「ありがとうございました」と頭を下げた瞬間の感動、みなさんの喜んでくださる顔を見られる喜びが大きく、今までの苦労も忘れて次は何をやろうかと考えます。
–今年の演劇はどのようなものですか?
コロナ禍で施設に入ることができず、公演できるか未定ではありますが、いま練習しているのは、「舌切り雀」を題材にした「大きいつづらと小さいつづら」です。
この1、2年の間は公演ができていないのですが、過去の作品では、「アラジンと魔法のランプ」を題材にした「おじんと不思議なコーヒーポット」や、「青い鳥」を題材にした作品を公演してきました。
–毎年、新しい作品を作られているのですか?
過去には、何度か同じ作品を上演したこともありましたが、近年は出演できるメンバーも減ってきたりと毎年状況はかわっていきますので、それに合わせた作品を作っています。
役も、以前はひとりで2~3役を担うこともありましたが、今はメンバーが少なくなってきてしまったので、ひとり1役、出ずっぱりで頑張っています。

Q2 現在の活動状況、コロナ禍における活動での工夫やアイデアについてご紹介ください
残念ですが、コロナ禍で演劇活動はできていません。
それでも、自分たちのモチベーションを保つためと、声を出すのを忘れないように、月に1回、LINEで台本の読み合せをしています。

Q3 今後ボランティアを始めたい方へ、メッセージをお願いします
ボランティアは誰かのためではなく、自分のためにやっています。
やっているうちに自分の生きがいになり、元気になります。
自分が楽しくないと続かないと思います。

 

演劇グループ遊さま、ありがとうございました!

 

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